想い

Drigo・Club の 想い

Drigo・Clubは 平成26年(西暦2014年)7月1日 から 活動を始めています。
なんとか現在まで続けることができ、
参加人数もかなり増えてきて、うれしい限りです。
反面、体育館がとても狭く感じられる今日この頃です。

Drigo・Clubの当初の活動目的は、
所属クラブの活動の方針が余りにも試合重視・勝利重視に偏向していたために、
もう少しきめ細かな指導がしたいという想いと、
【勝利】にこだわりすぎる育成の考え方に、大きな疑問を感じていたためです。

あまりにも【勝つ】ということにこだわっていると、
監督やコーチが大人と同じようなサッカーを目指してしまい、
試合も練習もパワー重視・スピード重視のサッカーになってしまいます。
おのずと試合に選ばれる選手は、身体能力の高い選手への偏りが増えて、
大人のサッカーのようなことができる選手が重用されることになります。

そのような方針に沿って全員が活躍できるのであれば問題はないのですが、
実際にはそのような子が多数いる訳でもありません。

身体能力も低くまだまだ未発達な子は、
身体能力の高い選手のプレーに振りまわされてしまいます。
相手選手にパワーとスピードで振り回され、
味方選手のスピードにも追いつけず、
挙句の果て「何やってんだよ!」・「ちゃんとやれよ!」と、
コーチや身体能力の高い味方選手から叱咤されてしまいます。

そこには
【インテリジェンス】
【イマジネーションを伴う状況判断】
【誰もがアッと驚くテクニック】
などを見ることはありません。

【試合に勝つ】ことに拘ればこだわるほど、
小さな選手たちには、過剰な叱咤激励が待ち受けています。
失敗すれば叱られて怒鳴られて、
挙句の果てどんどんと出場機会を減らされてしまいます。

私たちの周りの指導現場では、
監督やコーチが【勝ち】に拘り過ぎて、
本来の育成がどうあるべきかを見失っています。

また観戦している父兄の皆様も、
お子さんの所属するチームが勝てば嬉しいのはわかりますが、
子供達が今、
何を想いどのようなことをしようとしているのか、
どんなことができるようになってきたのか、
大きな子を相手にどう立ち向かっているのだろうか、
そのようなことを注意深く観察して、
温かく見守ってほしいと思います。

【育成年代で勝利至上主義の試合を続けることは良いこと?】

【試合に勝つこと】だけを目指せばいいんだろうか……
子供たちはパワー・スピード重視のサッカーで本当に楽しいのか……
チームが勝てば、試合に出ていない子でも本当に楽しいのだろうか……

もし違うのであれば、
我々はどのような育成を考えなければならないのか?
どのようにしたらみんなが楽しくなれるのだろうか?
サッカーって何が楽しいんだろうか?
楽しいサッカーってどのように指導していけば良いのだろうか?

小さい子が一生懸命に技術と頭脳を使って、
大きい子を出し抜くようなことが出来れば、
きっと楽しいに違いありません。

南米のストリートサッカーがよい例です。
子供も大人も一緒になって楽しんでます。
子供も大人も、
目の前の敵の逆をとって出し抜くことに、
嬉々として挑んでいます。

子供は大人たちの技術をマネして、
何回も大人たちに挑み続けます。
このようなサッカーの楽しみ方・喜び方がもっとあっても良いのではと……

皆がプロのサッカー選手を夢見ますが、
誰もがプロになれる訳でもありません。

夢を持つことはとても良いことなのですが、
夢を追い続けることが難しくなった子どもたちでも、
サッカーの楽しさを知り、
生涯サッカーを続けてもらいたい思っています。

その為には今以上に、
しっかりとした技術【ボールタッチやドリブル】
インテリジェンスを伴う戦術【スペースとパス】
三手先を読み続ける【観察と判断】
このような事柄をJr 世代から身に付けることができれば、

理知的で賢い (インテリジェンス) サッカーを、
楽しく続けることが出来るようになります。

Drigo・Club は
「観察と判断」 
「スペースとパス」
「ボールタッチとドリブル」 に拘ります。

ボールタッチとドリブルのスキルを 今上げておくことで、
成長とともに身体能力が上がってきた時にこそ、
その【サッカー脳】が開花し、
より良い【状況判断】が可能になります。

ボールコントロールとドリブルに拘って練習を行い、
南米の疑似的なストリートサッカーの中で、
時間を忘れるほどゲームに集中し、
上の世代の技をマネしながら、
いつの間にかうまくなっていた・・・

Drigo・Clubの指導で
少しでもそのような方向に導けるのであればと 心より【想い】ます。

By:Mue-sun